自由に自分を解き放つ分野

前日、ふと目にした光景。
制約なく「自由に行動してください」と許可が出ると、全員同じことをする倫敦 樓盤
これがとても不思議である。
一斉にスマホをいじる、とかではない。


それは、あるダンス練習場とのこと。
全員黒いウエア。
決められたユニフォームでもない。
何を着てもよい。どんな色でも形でもよい。
それぞれに黒を着る理由はあるようだ。
が、自由選択の結果、全員黒。
お葬式??(違う)


ある人のコメント。
色柄ものを着て、悪目立ちしたくない、、、んだそうだ。
悲しく浮きたくないと。
この発言にわたしは衝撃を受けた搬屋報價
と同時に失望した。
皆んなと同じようにしないと落ち着かないということ。
チームプレーではなく、個人が勝手に集まっている練習場。
発表会を前に演目のウエアを揃えているわけではない。
皆んな同時に自由になっても、自由の表現は、横並びかと。
これこそ悲しい同調だと思う。
社会で生きてきて培ってきた知恵だろう。
叩かれたくない、悪い評価を受けたくないという消極的な自衛。
しかし、この考え方、誰が非難出来るだろうか。


ただ、趣味分野のことなのに、と思う。
自治会や親戚付き合いや、仕事がらみでもない、なんのしがらみもない、自由に自分を解き放つ分野なのに。
そういう自由時間にも、その人らしさが出るのだろう。
一人旅専用のパック団体旅行のよう。
全員がおひとり様の団体ぞろぞろ。
手堅く賢いけれど、わたしはあまり共感を覚えない服務式住宅 月租
まあ人それぞれ、誰の忖度にも関与せず影響されず、自分が快適な道を行けばよい。



ちなみに。
キムタクと綾瀬はるかの映画「レジェンド アンド バタフライ」を観た。
ストーリーとしては、意図的に女性に気を使ってくれたと感じた。
あれ?路線大チェンジ、タイタニック?


それはそうと。
娘たち(長女と次女)との話題、LINEやりとりのテーマ。
「夫の実家に帰省した時、嫁は料理を作るのか?」
長女Mと次女Rの夫の実家での、あちらのご両親の対応が興味深い。
長女Mの夫の実家。
嫁であるMが台所に立たされそうになった、と。
(夫は第三子で末っ子)
次女Rの夫の実家。
お客さん扱いで、ご両親から暖かいおもてなしを受け、夫は台所で料理を作った、とのこと。
(夫は一人っ子)
わたしの実家にわたしの夫が訪れた時は、夫はお客様で接待される側。
母は接待をわたしに丸投げ。
わたしがちゃんと夫を接待できていないと母に叱られた。
時代が移ると変わるものだ。
だがしかし、いまだに夫は自分の家に娘の夫(婿)が来た時も、接待するどころか、若いお婿さんにお給仕されたりしている。
彼のアタマはどうなっているのか。


それにしても、織田信長の時代に、令和の現代の女性が喜んでしまうようなストーリーは、どうも自然ではないように感じる。
現代女性への忖度?